早稲田大学コロキウム、KEK東海重力研究会、ワークショップ“GUT”

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名古屋に行ったときはクリスマス前でイルミネーションがきれいでした

IMG_0414前期で駒場の授業がなくなると、どうしてもHPの更新をさぼってしまいます。昨年9月の学会後、10月、11月、12月といろいろなところでトークをさせていただきました。

10月3日には早稲田の中里・安倍研合同コロキウムに呼んでいただきました。中里先生、安倍さんをはじめたくさんの方にお集まりいただいてありがたかったです。またこちらの大塚さんが、今度明学に着任された本間さんと書かれた興味深い論文についても少し教えてもらいました。3月にはこのお二人も呼んで、ミニワークショップ:“Mini-workshop on inflation, mirror symmetry and F-theory” を開催しました。

11月30日には、KEK東海キャンパスで、ハドロン理論の熊野さんが主催された「加速器を用いた重力研究2017」という研究会で、実験家の方向けに重力理論についてのレビュートークをしました。東海には初めて行きました。加速器スケールで一般相対論の検証実験をなさっている方がたくさんいらっしゃることに感銘を受けました。

12月19日は名古屋で KMI workshop “GUT” がありました。久野さんと前川さんに呼んでいただきました。Rabyさんはじめ他の方のトークも大変勉強になりました。Pati-Salam をやってる人が意外に多くてちょっと驚きましたけど. . .(あれは GUTじゃない!SU(3)xSU(2)を少しずつ太らせただけ、と言おうと思っていたのであわててやめましたけど. . .)。F理論による世代統一(E7ポイントにおける九後・柳田模型)は、前川さんが提唱している E6 統一と非常によく似ています。こんな対称性があるんじゃないかとか、ボトムアップアプローチではいろんなことを考えますが、それらのうち超弦で実現可能なものがないか、考えてみたいと思います。