Collider tutorial

collider 勉強会

新学術領域 「先端加速器LHCが切り拓くテラスケールの素粒子物理学」 A05 (代表: KEK 野尻美保子) 「 テラスケール物理の理論的研究」


第四回

場所: IPMU レクチャーホール

日時: 2016年1月28日

program

13:00-13:40 Chengcheng Han(東大 IPMU)

Theories of 750 GeV gamma gamma excess(English, 仮題)

13:40-14:10 竹内 道久 (東大 IPMU)

top partner models and 2 gamma excess(仮題)

14:10-14:40 伊藤隼人 (東大理)

photon-photon collider における 750 GeV di-photon resonanceの測定について

14:50-15:50 野尻美保子(KEK)   [tutorial]

縮退模型のsignalとbackground 評価について( Madgraph のMatching と理論エラーの評価 についての chips とNLO generator ) その場で実際にイベントを作ってみたい人は Madgraph のインストールされたPC をお持ちください。NLO のほうは多少時間がかかるの でノートPCでは終わらないかもしれません。

16:00- 江成 祐二(東大 ICEPP) LHC 13 TeV衝突での最新結果について [video]

ATLAS・CMS 実験より報告された2 photon終状態の結果を中心に、実験的観点から解説をする。


###########################################################

前回まで(2015年)

###########################################################

第一回

場所:IPMU seminar room B

日時:11月12日 13:30-

pythia8 というイベント生成コードを使って、 イベントを作り、detector での smearing などの 影響をみる delphes を通して root というファイル を作り、簡単なコードでそれを解析します。また 特定のシグナルが、ATLAS 等の解析ですでに exclude されている かどうかを簡単にチェックする、checkmate というコード の解説をします。

hepmc,pythia8,root,delphes 

が必要ですので install してください。hepmc から pythia8, rootからdelphes というようにinstall するのがスムーズです。

install については、とりあえず一度もコンピューターで 数値計算をしたことがない人はメールで回覧したメモを参照し てください。 install memo

(このメモはdelphes のinstall を含んでいませんが、上のメモどうりにやったあとで、ソースをダウンロードして ./configure -> make でインストールできると思います。)

プログラム

コライダー物理とツール(KEK 野尻) 日本語 English

Checkmate 講習(東大 高江洲) slide (in Japanese)


第二回

日程:11月26日 13:00-(木)

場所:東大本郷、理学部1号館233室

インターネット接続:eduroamを各自登録してくること root file のマクロの解説,またSUSY の event file (hepmc file) を CheckMate や root のマクロを使った解析をして、どのようなモデルポイント に対応するファイルか同定します。

プログラム

「理論屋さん向けの検出器入門

第一回 Particle ID (検出原理はいいから、物理測定に使える ツボだけ教えて)」 (東京工業大学 陣内)

root のマクロ(KEK 野尻)

answer of homework (Meff vs Etmiss plot produced from four event files by Fukuda-san)

meff2.C (下の図は左から右に今回配布した point 1~4 の分布)

point1 point2
point 1 point2
point3 point4
point 3 point4

lepton example small2l.c

This example does following

1. creat new root file defined by the user, which contains information user calculated.

2. make a plot of lepton pt of electron and two lepton invarinat mass for ee, emu, and mumu , and make PDF file.

3. use TLorntzVector of ROOT.
point1 point2
point 1 point2
point3 point4
point 3 point4


第三回

日程:12月9日 9:00-(水)

場所:IPMU 一回 セミナールームA

9:00-9:30 Checkmate の実習 (東大 高江洲)

9:30-11:30 generating events of your own model. using UFO files with event generators. (東大 遠藤)

talk slide sample model file

Madgraph を使います  (参考) Memo on how to use Madgraph (by KEK 阿部)

11:30-12:30 実験講演  「理論屋さん向けの検出器入門 第二回 Trigger」 (東工大 石塚)

近年のコライダー実験ではルミノシティーの増加により膨大な頻度で衝突が繰り返されている。 これに対し、限られたデータ記録レートの中で、興味ある物理事象を効率的に記録するために トリガーシステムが用いられている。本講演ではATLAS実験を中心にコライダー実験のトリガー について解説する。

1:30-endless FeynRules: How to generate UFO file of your own. (KEK 阿部)

最後のFeynrules実習については、当日mathematica が動かせないと実習できないので

(1)Mathematica のはいったラップトップをもってくるか、

(2)Mathematica の入った計算機に sshで入れるようにしておくか(やり方は各自学ぶ)、

(3)Mathematica を当日までに買うか(非現実的)、

してください。