平成21年度後期 超弦理論IV シラバス

講義名   超弦理論4

開講学期  後期

単位数   2

担当教員  溝口 俊弥

講義のねらい
小林・益川両先生は三世代を予言してノーベル賞を受賞したが、それがなぜ三世代なのかを理解することも超弦理論に託された課題の一つである。ランドスケープなどの困難のため近年の超弦理論研究のアクティビティの中心ではなかったが、本講義では初心に立ち返り、現在の閉塞状況を打開するために必要な超弦の数学的・理論的な基礎知識を修得する。

講義計画
Green-Schwarz-Witten Vol.2 Chap.12から16 までを輪講形式で読む。

成績評価
出席ならびに発表の内容により評価する。

テキスト等
Green-Schwarz-Witten Vol.2

履修の条件
特になし。

その他
GSW は古いが、Vol.2 後半は Witten が書いたと思われる章からなり、もっと新しい教科書でも参照される不朽の著である。最先端の研究者なら誰もがもつ基礎知識を早い段階で修得しておくことを勧める。