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理論センタープロジェクト入門連続講義「AGT対応入門」開催されました

5月の連休明けに引き続き、理論センタープロジェクトイベント第2弾として、7月の25、26、27日の3日間にわたりKEK の柴正太郎さんに「AGT対応入門」と題して入門連続講義をやっていただきました。プロジェクトのページ にも書きましたが、今回もたくさんの方々に集まっていただきありがとうございました。

柴さんのレクチャーもとてもわかりやすかったです。知りたいと思っていたことが一気にすべてわかってしまう、こういう集中講義形式は大変いいですね。しかも、柴さんは KEK の方なので、謝金をお支払いすることもできずに大変心苦しかったですが、おかげで研究費をほとんど使わずにすみました(たばこが煙ーい居酒屋には行きましたけど)。

さて、これが超弦現象論にどう役立つのか、ということですが、僕個人的には、この N=2 理論からフレーバを直接だすのではなくて、(カラビヤウなどの)背景幾何学をモジュライ空間に反映する「プローブブレーン」上の理論としての役割に期待しています。その際、鍵となるのはやはり SU(2) SW カーブと有理楕円局面との同等性です。さらに、プローブブレーンが singularity に近づいたとき理論は conformal になるとされていますが、一方、F理論では singularity が enhance するところに matter 、すなわちフレーバが存在します。最近までこの世は別にコンフォーマルじゃないし、とか思っていましたが、こういうわけで最近は強く関心をもつようになってきました。

 

5月9,10,11日 入門連続講義「超弦理論研究者のための大統一理論」開催しました

理論センタープロジェクト「弦からヒッグズ/フレーバー」イベント第一弾は、後藤亨さんによる入門連続講義「超弦理論研究者のための大統一理論」です。理論センター内部の皆さんはもちろん、関東近郊から沖縄までまさに全国からポスドク・大学院生、そして熱意のある学部生の方にまでお集まりいただき、さらにはまた関西の大物研究者や広報の方もご参加いただいて大変に盛り上がったイベントになりました。

後藤さんには大変丁寧にご説明いただいて、僕自身大変有意義だったし、その他の方からも「これは良かった」と絶賛する声を多く聞きました。また、あるポスドクの人が、講義が終わった後「GUT はある!!!」と学生の方に叫んでいたのが印象的でした。そうです、GUTは絶対ある!と僕も思います。すでにこんなにたくさんのことをこんなに美しくきれいに説明しているんですから!そして. . .GUTをもっとも自然に実現する超弦理論、それがF理論なのです。