| 線形加速器 | KEK SCRFQ/IH LINAC |
仕様
KEK SCRFQは世界に存在する一般的な四枚羽型RFQに比べて格段に小さく設計されました。
一方、IHリニアックはドリフトチューブ分離型で、四台のタンクとタンク間に
置かれた3台の三連四重極電磁石からなっています。各タンクに導入する高周波
の位相と振幅を調整することにより、最終的に得られるビームのエネルギーは
連続的に変更できます。
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| SCRFQ 断面写真 | 一般的な25.5-MHz RFQ'sとの大きさの比較 |
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| IHリニアックの概略図 | 第四番IHタンクの断面写真 |
加速空洞の変更
(Detailed description)
原子力機構タンデム所有の超電導ライナックに打ち込むためには、
RFQの周波数を25.5MHzから25.96MHzに、またIHの周波数を51MHzから51.92MHz
に変更する必要がありました。2002年にこれらの周波数に上げるために、加速
空洞を改造しました。RFQの共鳴周波数は、内部電極の静電容量と支柱(電極を
支持するためのもの)のインダクタクタンスを変更することで調整できます。
IHリニアックの共鳴周波数は、ドリフトチューブ間の間隔を広げ、その静電容
量を減少させることで調整できます。実際には、MAFIAというコードを用いて
計算した結果を元に、4つのドリフトチューブは再配置されました。
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