元素選択型質量分離器 ： KISS (KEK Isotope Separation System)
質量数195近傍の短寿命核寿命測定を目指して、短寿命核を選択的に分離するガス捕獲型レーザー共鳴イオン源を理化学研究所仁科加速器センター内に2011年より建設を始めました。2016年度よりKEK共同利用装置として稼働しています。
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多重反射型飛行時間測定式質量測定装置システム ： MRTOF-MS(Multi-reflection time-of-flight mass spectrograph)
理研との共同研究開発により生み出された原子核の質量を精密に質量測定できる装置です。1ｍ足らず超高真空領域に設置された一対のミラー電場を使ってイオンの周回飛行時間を測定し、高精度に質量を決めることが可能です。2016年より超重原子核の質量直接測定を目指しています。天体における重元素合成過程の研究に役立てるため、KISSにも新たなMRTOF装置の導入を進めています。
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高品質な再加速方式の低エネルギー短寿命核ビーム施設の開発研究として、原子力機構タンデム加速器施設内に設置され、2005年-2011年にかけて共同利用に供されました。低エネルギー原子核実験と共に、物性への応用研究も主なテーマとして推進されました。
現在、主な装置は韓国のKAERIに移設されました。研究成果等のハイライトはこちらをご覧下さい。過去のページはこちらでご覧になれます。