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運用統計

登録ユーザ数は、2004年7月に利用継続手続きを行った結果、140人の利用停止が あったが、2005年2月末現在1,185人で、昨年の同時期とほぼ同じである。

メール処理数は、月あたり380万プロセス以上を処理しており、昨年度と比較す ると50%強の増加となっているが、増加の主たる原因はスパムメールによるもの と思われる。IMAP&POPアクセス数は月あたり90万件前後と月による変動は少なく、 昨年と比較しても10%程度の増加に留まっている。その内IMAPによるアクセス数 は10%弱である(図[*]参照)。

Figure: PostKEK利用統計

ウィルス検知数は、昨年度と比較して4倍以上の増加である。このウィルス激 増の背景には、いわゆる“ウィルス戦争”と形容されたNetsky, Bagle, Mydoom の亜種開発競争がある。PostKEK内部からのウィルスメールの送信も無ではない。 メーカからのパターン提供の遅れにより機構内部に大量のウィルス付きメールが 配送され、多くの感染ホストが出て、その対応に追われた事も何度かある。しか し、クライアント側のウィルスチェックソフト導入の徹底などのクロスチェック により、2004年9月以降ウィルスはほとんど検出されていない(図 [*]参照)。

Figure: PostKEKウィルス検知数

メーリングリストは、2月末現在180件運用している。利用継続手続きがなされず 削除したものもあるが、昨年度より21件増加している。



Computing Research Center, 2005