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2004年度のシステム整備

PostKEK で導入しているファイアウォールソフト「VPN-1/FireWall-1 (Check Point社製)」と、ウィルスチェックソフト「InterScan VirusWall(Trend Micro 社製)」のAIX版サポートが2004年に終了するため、各ライセンスの契約更新時期 に合わせ、ファイアウォール・ウィルスチェックシステムをどうするかを検討し た。その結果、現行PostKEKの運用期間が2006年1月までであることを考慮し、最 小限のコストで移行できる方法を選択した。プラットフォームはRedhat Linux Enterpriseとし、現行契約ソフトの最新バージョンを利用することにし、7月に ファイアウォールソフトを「VPN-1 Pro(Check Point社製)」に、8月にウィルス チェックソフトを「InterScan Messaging Security Suite for UNIX(Trend Micro社製)」に更新した。

2004年に入ると、スパムメールの増加が放置できない状況となり、上記の移行時 期に合わせ、サーバでのSpam対策フィルタを導入することにした。前述の 「InterScan Messaging Security Suite for UNIX」は、新機能としてスパムメー ル対策フィルタソフトeManagerが提供されているので、これを利用することとし、 9月7日からスパムデータベースとのマッチング方式によるスパムブロックを開始 した。



Computing Research Center, 2005