宇宙背景放射偏光成分の精密観測による原始重力波とニュートリノ質量和の探索
南極周回飛翔・超伝導スペクトロメータによる宇宙起源反粒子の精密探索
つくば-神岡間 長基線ニュートリノ振動実験。
年 | 月 | プロジェクト |
2001 | 4 | 京都大学大学院理学研究科に進学。K2K実験に参加。 |
2003 | 3 | 全感知型シンチレータ飛跡検出器(SciBar)の開発で修士号取得 |
4 | 日本学術振興会特別研究員DC1採択 『スペクトル解析によるニュートリノ振動現象の直接検証と振動パラメータの精密測定』 事象数に加えてエネルギースペクトルの歪みの情報も用いてより 高精度にニュートリノ振動現象の検証と振動パラメータの測定をする試み。 |
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2006 | 3 | K2K実験の全データを用いた振動解析で博士号取得。ニュートリノ振動の兆候を4.2シグマの信頼度で確認。 |
4 | 博士研究員として高エネルギー加速器研究機構に着任。BESS実験に参加。 | |
4 | 科研費 基盤S採択(分担) 『南極周回飛翔超伝導スペクトロメータによる太陽活動極小期の宇宙起源反粒子探査』 宇宙起源反陽子を過去最高精度で探索するためのBESS Polar-II検出器の開発開始 |
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2007 | 4 | 科研費 基盤B採択(分担) 『長時間飛翔観測による一次宇宙線スペクトルの短期過渡変動の研究』 宇宙線陽子・ヘリウムのエネルギースペクトルの短期変動を 精度よくとらえ、太陽フレアに伴うフォーブッシュ減少等の現象の研究を目指す。 |
12 | BESS Polar-IIの打ち上げに成功 (南極マクマード基地に2007年11月から2008年2月まで滞在)) |
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2008 | 8 | 高エネルギー加速器研究機構・CMBグループに助教として着任。QUIET実験に参加。 |
10 | QUIET実験 科学観測(W-band)開始 | |
2009 | 4 | 科研費 若手B採択(代表) 『基準偏光源の開発と受信機最適化による原始重力波起源のCMB偏光成分の探索研究』 QUIET-IIに向けた検出器の較正システムの開発、とQUIET実験でのBモード偏光の探索。 |
8 | QUIET実験 2ndシーズン(W-band)開始 | |
2010 | 4 | 新学術公募研究採択 (代表) 『CMB小型衛星実験に向けた基礎データの収集:銀河面からの偏光ミリ波の高感度観測』 将来の衛星実験で偏光角の較正に用いる天体の、偏光特性を地上観測で精密に抑えるプロジェクト。 |
4 | 科研費 基盤C採択 (分担) 『長時間気球観測データを用いた宇宙線反重陽子・反ヘリウムの精密探索』 BESS Polar-2で取得したデータを用いた、宇宙線反重陽子・反ヘリウムを探索するプロジェクト。 |
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2011 | 4 | POLARBEAR実験に参加。 |
2012 | 4 | 科研費 若手A採択 (代表) 『世界最大の超伝導ミリ波検出器アレイによる宇宙背景放射偏光成分の精密測定』 POLARBEAR-2レシーバの開発を本格的に開始。 |
4 | 科研費 挑戦的萌芽採択 (代表) 『電波観測技術を応用したニュートリノ質量絶対スケールの新しい測定法の開拓研究』 ニュートリノのベータ崩壊からの電子のエネルギーを電波が磁場中で生成するサイクロトロン光の周波数から (ミリ波・電波領域)再構成するための基礎研究。 |
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4 | 新学術公募研究 採択 (代表) 『超伝導検出器を用いた大型焦点面アレイに適応可能な較正用偏光ミリ波源の開発』 超伝導検出器を観測サイトと同じ輻射環境下で試験するための、較正源の開発。 |
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5 | POLARBEAR科学観測開始 |
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4 | 総研大学融合研究事業・若手研究者研究支援 採択 (代表) 『次世代CMB 偏光実験に用いる超伝導検出器に適応可能なミリ波偏光源の開発』 超伝導検出器較正源に用いる、黒体輻射源の開発。 |
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2013 | 12 | 赤外線観測との相互相関解析による重力レンズBモードの観測, 4点相関を用いた解析による(CMBのみを用いた)重力レンズBモードの初検出、を報告。 |
2014 | 2 | 重力レンズBモードスペクトラムの初観測(CMB偏光のみのデータを用いて) |
4 | 科研費 基盤S採択 (分担) 『宇宙マイクロ波背景放射偏光観測装置POLARBEAR-2で探る宇宙創生の物理学』 POLARBEAR-2レシーバの開発を加速するためのプロジェクト。 |
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4 | 住友財団基礎科学研究助成採択 (代表) 『将来のニュートリノ質量精密測定を見込んだ、新しい電子エネルギー測定法の開拓』 電子のエネルギーを磁場中で発生するサイクロトロン光の周波数から再構成するための基礎研究。 |
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2015 | 4 | 科研費 基盤B採択 (代表) 『宇宙マイクロ波背景放射偏光成分の精密観測によるニュートリノ質量絶対スケールの研究』 POLARBEAR-2レシーバシステムを用いた重力レンズBモードの精密測定を目指したプロジェクト。 |
4 | 新学術計画研究採択 (分担) 『宇宙マイクロ波背景放射の広天域観測で探る加速宇宙と大規模構造』 Simons Array/LiteBIRDプロジェクトを推進する計画。 |
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4 | 科研費 挑戦的萌芽採択 (代表) 『超伝導ミリ波検出器と電波観測技術を応用した新しい宇宙背景ニュートリノ探索法の開拓』 トリチウムによる捕獲反応を用いた宇宙背景ニュートリノ検出の提案。 |
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4 | 研究拠点形成事業 『インフレーション宇宙の実証を目指す国際連携研究拠点』 共同研究R-01『地上観測による研究プロジェクトPOLARBEARでの研究』メンバーとして参加しています |
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11 | KEK実験メンバーの一人として、ブレークスルー賞を頂きました。 | |
2017 | 4 | 科研費 基盤S採択 (分担) 『史上最大のCMB望遠鏡群で観るビッグバン宇宙の種火とニュートリノ質量の絶対値』 次世代地上CMB偏光実験"Simons Observatory"の準備開発。特に小口径(大角度スケール用)望遠鏡の開発の推進。 |