プロジェクトについて

プロジェクト概要

「素粒子原子核宇宙シミュレーションプログラム」は、これまでKEKで進めて きた共同利用「大型シミュレーション研究」を基盤として、 素粒子・原子核・宇宙物理学分野における大規模数値シミュレーションに基づく 理論的研究を推進するものです。

素粒子・原子核・宇宙物理学の分野では、シミュレーション研究の進展により、 大規模実験や観測と直接関わる計算が可能になってきています。 KEKや国内外の研究機関で推進されている大規模実験プロジェクトの成果を 最大にするには、実験で得られたデータを精密に予言する理論計算が欠かせません。 理論計算には大規模な数値シミュレーションが必要とされることが多く、 実験プロジェクトの進行と並行したシミュレーション研究の推進が重要となります。 また、近年の大規模実験は国際協力の下で進められていることから、対応する 理論研究でも国際共同研究は必要です。

このプログラムでは、平成30年度より措置された機能強化経費にもとづき、 計算基礎科学連携拠点(JICFuS)の協力の下、 素粒子・原子核・宇宙物理学の間を密接に繋ぎ、実験・観測と連携した研究、 国際共同研究を重点的に進めていきます。

計算機システム紹介

計算機システムは NEC SX-Aurora TSUBASA A500-64 1ラックです。 全体で64基のベクトルエンジン(VE)を搭載し、VE 1基あたりの 理論性能は2.45TFlopsで、VEあたり48GBの主記憶装置を有して います。VEのメモリ帯域は1.2TB/sです。 システム全体の理論性能は156.8TFlops、総主記憶量は3.0TBです。

計算機システムは8台のベクトルホスト(VH)からなり、各VHに8基のVEが 搭載されます。VH間は高速ネットワーク(InfiniBand)で相互に 接続されています。

システムのストレージとして 100TB の磁気ディスク装置を備えています。

システム説明