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NEWS
2024.2
172本の光電子増倍管の設置後、2024年2月、新後置検出器のアクリルタンクを設置しました。

2023.12
既存検出器の4回目の長期物理ランを開始しました。順調にデータを蓄積しています。(図はどれだけの陽子ビームが水銀標的に衝突したかを示したものです。)

2023.5
2023年5月、新後置検出器の光電子増倍管の設置が進んでいます。計228本のうち、142本の設置が5月15日時点で終了しています。

2023.4
2023年4月、既存検出器3回目の長期物理ラン(4月~6月)が稼働しています。ミシガン大による電子回路の改良のテストデータ等の取得も進んでいます。

2022.6
2022年6月、MLF水銀標的内で静止2体崩壊したK+中間子が放出した単色エネルギーニュートリノが検出器内の物質と相互作用した事象を観測しました。高純度でクリアなピークを示した世界で初めての例となります。

2022.4
2022年4月、JSNS2の最初の物理論文が The Eueopean Physical Jounal C 82 331 (2022) として発表されました。
2022.3
2022年3月、48m基線に設置される新検出器ステンレスタンク(直径8m、高さ10m)の建設が終わりました。これから1年をかけて光電子増倍管等を設置していきます。

2022.1
2022年1月 既存検出器の2回目の長期物理ランを開始しました。6月までデータを取得する予定です。
2021.10
2021年10月、J-PARC施設公開の資料の一部として、実験のYouTube動画を作成・公開しました。[TouTube]
2021.9
2021年9月から48m基線に設置される新検出器の建設が始まっています。

2021.6
2020年6月23日に最初の長期ランを終えました。1月から6月の間に、1.45x10^{22} POT (水銀標的に当たった陽子数)相当のデータ取得に成功しました。

2021.1
2020年12月に液体シンチレータを再充填した後、12月24日に検出器を再設置し、本格的な長期物理ランが2021年1月12日から始まりました。

2020.12

2基目検出器を含んだ実験提案書(JSNS2-II実験)をJ-PARCに提案、arXivに投稿しました。


2020.07

科学研究費補助金 特別推進研究の交付内定を得ました。(追加)新検出器1基の建設、液体シンチレータ・電子回路のアップグレード、ビーム最終段収束の改良、ニュートリノ親粒子生成量不定性を減少させる他実験での測定等による実験感度強化を目指します。


2020.7.2
2020年7月 Neutrino2020 (ニュートリノコミュニティで最も権威ある会議)でこれまでの状況について発表しました[pdffile]
2020.6.5
2020年6月 2020年6月5日からデータ取得を開始しました。(10日間の第一物理ラン(コミッショニングラン)を行います)。2月19日にMLFに検出器を搬入した後、コロナウイルス感染拡大等を受けて日程が遅れましたが、5月28日から6月4日までに液体シンチレータ充填を行い、初のデータ取得にこぎつけました。

2020.1.27
2020年1月 1月27日には、アクリルタンクも設置されました。液体シンチレータ充填を行い、2020年3月に実験を開始する予定です。

2020.1.16
2020年1月 120本の全光電子増倍管が設置されました。

2019.8
2019年8月 Daya-Bay実験からGd入りの液体シンチレータ20トンがJSNS2実験に寄贈されました。

2019.7
2019年7月 J-PARCにて、第9回のコラボレーション会議を開催しました。

2019.7
2019年7月 RENO実験のスペア用光電子増倍管がJ-PARCに到着しました。

2019.7
2019年7月 北里大学の光電子増倍管用の事前較正システムがJ-PARCに搬送されました。

2019.2
2019年2月 台湾から送られてきたアクリルタンクがステンレスタンク内に搬入されました。

2019.1
2019年1月 第8回共同研究者会議をJ-PARCで開催しました。今年できるだけ早期の実験を目指すための熱い議論が行われました。

2019.1
2019年1月 27回J-PARC PACで発表を行いました。ステージ2を獲得した後の進捗を報告しています。着々と準備が進んでいます。[pdf file]
2019.1
2019年1月7日 日経新聞の朝刊に、「今年始まる注目素粒子実験」の一つとして掲載されました。
2018.12
2018年12月 韓国ソウル国立大学のSoo-Bong Kim氏が副代表として選挙で選出されました。これから2年間、代表の丸山和純氏の運営を補助することになります。
2018.12
2018年12月 中性子学会誌「波紋」President Choice(論文賞)を長谷川勝一氏、丸山和純氏が受賞しました。写真は授賞式の様子です。

2018.12
2018年12月 アクリルタンクの作製が台湾にて進んでいます。ほとんどの製作が終わり、2019年1月中旬にはJ-PARCに輸送される予定です。(写真は、メインタンクの胴体部と上部の12月4日時点のもの)

2018.11
2018年11月 液体シンチレータの作製が韓国で終了し、日本にiso-tankで輸送されました。

2018.10

26回目のPACの結果が公開されました。議事録でstage-2(実験許可)がrecommendされています。

 [web page]
2018.9
2018年9月 アクリルタンクの作製が台湾にて進んでいます。

2018.7
2018年7月 JSNS2実験のロゴが決まりました。

2018.7
2018年7月24日~26日に第7回のコラボレーション会議がJ-PARCで行われました。24日は検出器の視察ツアーを行い、その後、実験のスケジュール、PACでの議論内容等活発な議論が行われました。

2018.7
2018年7月 JSNS2実験の現状、前回のPACで議論された課題、改訂・提出された実験技術書について第26回J-PARC PACで説明を行いました。着々と検出器建設が進んでいます。

2018.5
2018年5月 HENDEL棟内でステンレスタンク内の準備(光電子増倍管取り付け用サポート準備等)が進んでいます。

2018.3
2018年3月14日 建設を終えたステンレスタンクを屋外からJ-PARC内HENDEL棟屋内(約2kmの行程)に移動させました。見えているのは、検出器とそれを掲載する低床トレーラです。

2018.2
2018年2月 ステンレスタンク建設が終わりました(2月28日現在)。中に入る光電子増倍管やアクリルタンクをJ-PARCのHENDEL棟で待ちます。

2018.1
2018年1月30日~2月1日 第6回コラボレーション会議をJ-PARCで開きました。J-PARC PACで議論された内容と検出器の建設状況・スケジュールについて議論を行いました。

2018.1
2018年1月15日に、第25回J-PARC PACにて改定された実験技術書(Technical Design Report(TDR))について議論しました。ステージ2アプルーブについて審査中です。
2017.12
2017年12月 いよいよ検出器の1部がJ-PARCにて建設され始めました。写真には検出器タンク側面部(下部のみ)とサポート架台部が左上側に、手前には上蓋部が見えます。(12月25日現在)。

2017.9
2017年9月 第5回コラボレーション会議をKEKで開きました。近いうちに改定する実験技術書(TDR)と検出器の建設状況・スケジュールについて議論を行いました。

2017.7
2017年7月24日に、第24回J-PARC PACにて実験技術書(Technical Design Report(TDR))について議論しました。
2017.5
2017年5月23日に、第24回J-PARC PACにて議論するための実験技術書(Technical Design Report(TDR))をarXivに投稿しました。
2017.5
2017年5月 第4回コラボレーション会議をKEKで開きました。近いうちにPACに投稿する実験技術書(TDR)について最終的な議論を行いました。

2017.1
2017年1月 第3回コラボレーション会議をJ-PARCで開きました。コラボレーションに韓国グループが加わりました。

2017.1
2017年1月11日に、第23回J-PARC PACにて、実験の現状を報告しました。
2016.10
2016年10月 第22回J-PARC PACの報告をarXivに投稿しました。液体シンチレータの開発、ベトー領域のデザイン、ソフトウエアに関する進捗等が書かれています。
2016.07
2016年7月27日に、第22回J-PARC PACにて、実験の現状を報告しました。
2016.06
2016年6月28日から29日に、ミシガン大学で第2回コラボレーション会議を開催しました。科学研究費補助金 基盤研究(S)の交付を受け、実験開始スケジュール、日米での実験分担等について議論が行われました。

2016.06

科学研究費補助金 基盤研究(S)の交付内定を得ました。ほぼ検出器1基分の建設費となります。


2016.05
本実験検出器設置候補地での陽子バンチタイミングでの背景事象が、中性子かガンマ線か識別するための緊急課題実験(MLF課題番号2015AU0001実験)を行いました(2016年5月から6月末まで)。2016年物理学会学会秋季大会(宮崎大学)で、東北大学の日野氏が、プレリミナリーな結果を発表しました。 [pdffile]
2016.03
本実験検出器性能評価のため、大阪大学核物理研究センター(RCNP)のサイクロトロン陽子、2次中性子を用いた実証器ビームテストを提案しました。既に計1日のビーム時間を使ったテスト実験が許可されました。(2016年3月)
2016.01
第21回J-PARC PACでの状況報告をarXivに投稿しました。本番検出器の性能向上に関する開発の状況等が詳述されています(2016年1月)
arXiv:1601.01046 [physics.ins-det]
2015.09
2015年9月9日から10日に、BNLでコラボレーション会議を開催しました

2015.07
第20回J-PARC PACでの開発状況報告をarXivに投稿しました(2015年7月)
arXiv:1507.07076 [physics.ins-det]
2015.07
第20回J-PARC PACで状況報告を行いました。(2015年7月)
2015.06
高エネルギーニュース(vol.34 No.1)に記事が掲載されました
2015.05
PTEPに投稿した論文の掲載が確定しました(2015/05/08)
DOI; 10.1093/ptep/ptv078
2015.02
米国と共同で中性子と陽電子の識別能力が高い液体シンチの開発を始めました(日米協力研究事業での提案を行った際の発表ファイル)
(この開発は日米協力研究資金とJ-PARCの運営交付金等によって進められます)
2015.02
2015年2月に第2、第3測定点の結果を含んだ背景事象測定結果をPTEPに投稿しました
2015.02
2015年2月 J-PARC stage-1 approvalを得ました
(正式なJ-PARCの実験として認められました)
2015.02
(2015年2月に背景事象に関するステータスレポート(2014年11月にJ-PARC PACに提出したもの)をarXivに投稿しました