温調"LakeShore-340"を用いて、Ramp-Zone制御

    温度を変えながら連続測定を行うとき、特に低温域でHeaterの種類を変えたい時があります。
    そういった場合、Zone制御機能を使いましょう。また、あわせてRamp機能を使うと非常に便利で、
    特に低温域をゆっくり温度変えたいときなどにも、この組み合わせは効力を発揮します。ただし、
    現在のところ、Ramp制御を連続測定の途中で解除する方法はありません。


    <手順>

  1. Zone Settings のボタンを押して、Zone Settings の内容を確かめましょう。Loop-1 のみセットして
    あります。現在、I=2Aで、30K までを20W、300K までを50Wでコントロールするモードを使用しております。

  2. Auto Tune のボタンを押して、次にEnter キーを押して(Loop-1を確定する)、Ctrl modeを選択
    します。Zoneを選んで、Enter キーを押しましょう。

  3. Save Screen キーを 2(1)回 押して、元の画面に戻ります。

  4. 次にRamp機能を設定します。Loop-1の設定を確認したら、Enter キーを押します。RampのON/OFF
    を切り替えて、再度、Enter キーを押します。

  5. Rateを設定します。通常は1 K/min 位の設定が必要とされていますでしょうか。一応、0-100 K/min
    まで設定可能です。数字を入力し、Enterキーで確定した後、Save Screen キーを 2(1)回 押して、
    元の画面に戻ります。


    そのほかにも色々な温度制御のバリエーションが可能かと思いますので、ご要望がありましたら、
    ご連絡ください。 BL-8B staff