温度を変えながら連続測定を行うとき、特に低温域でHeaterの種類を変えたい時があります。 そういった場合、Zone制御機能を使いましょう。また、あわせてRamp機能を使うと非常に便利で、 特に低温域をゆっくり温度変えたいときなどにも、この組み合わせは効力を発揮します。ただし、 現在のところ、Ramp制御を連続測定の途中で解除する方法はありません。
Zone Settings のボタンを押して、Zone Settings の内容を確かめましょう。Loop-1 のみセットして あります。現在、I=2Aで、30K までを20W、300K までを50Wでコントロールするモードを使用しております。
Auto Tune のボタンを押して、次にEnter キーを押して(Loop-1を確定する)、Ctrl modeを選択 します。Zoneを選んで、Enter キーを押しましょう。
Save Screen キーを 2(1)回 押して、元の画面に戻ります。
次にRamp機能を設定します。Loop-1の設定を確認したら、Enter キーを押します。RampのON/OFF を切り替えて、再度、Enter キーを押します。
Rateを設定します。通常は1 K/min 位の設定が必要とされていますでしょうか。一応、0-100 K/min まで設定可能です。数字を入力し、Enterキーで確定した後、Save Screen キーを 2(1)回 押して、 元の画面に戻ります。
そのほかにも色々な温度制御のバリエーションが可能かと思いますので、ご要望がありましたら、 ご連絡ください。 BL-8B staff