●設置概要
場所:沖縄国際大学
利用者:2家族3名(8ヶ月、3才、7才)
利用日:9月23日前日、9月24日午前
利用シッター会社:アドバンスキッズケアサービス
派遣シッター数:2名(両日とも)
託児場所:学会会場内の教室に設営。
託児室(約50平米に30平米のウレタンマット敷き)
授乳室(隣)
設備:電気ポット、ベビーベッド1台および寝具、ビデオデッキ、
授乳室用の衝立、おもちゃ、紙コップ、飲料水
●支出/収入
(但し、飲料水など消耗品代は別途)
支出: シッター会社 54、566円(ベッド、寝具、運搬込み)
収入: 利用者負担 16,800円
学会負担 37,766円
*内訳
シッター会社支払い シッター費 1700円×2名×11.5時間=39100円
交通費 2500円×2名×2日 5000円
消費税 2456円
レンタル料(ベッド、寝具) 3000円
利用者負担 800円/時間×延べ21時間
今回の問題点
シッター会社選考について。
今回4月に全国ベビーシッター協会加盟の会社(沖縄一社のみ)を選定した。
同社は8月末に固定電話での連絡が不可能になり、かつ協会を退会したことが
判明したので、協会加盟でないが、シッター派遣に実績がある会社を再度選定
した。
協会加盟の会社は、シッターチケット制度等を取り扱え、保育についての一定
基準も満たしているが、加盟には相当の会費等も必要である。大都市圏の会社
にとって会員になるメリットはあるものの、地方で行われる学会において、こ
れだけに頼った会社選定は無理があることを痛感した。
また、この件にともない、行政等にも連絡を取ったが、シッター派遣会社、ベ
ビールーム運営会社等は無認可であり、その営業実態を把握するべき監督官庁
すらなかった。託児環境を学会側で整えることができる会場設置の託児室は、保
育士を十分に確保することで安全が保てると考えられるが、学会周辺の民営の
託児室の利用については、相当の覚悟が必要と感じた。
託児室世話人:野尻美保子、延与佳子