Timepix manual

Staff: H. Nakao (PHS 4868)

トラブルシューティング

検出器本体の電源を入れる。

BLのwindows PCに入っているTimepix用の仮想PCの起動。

Login
terminalを立ち上げ
ping 192.168.33.175
BL-4Cでpingが通らないことはない。一方、BL-3Aでは、 検出器本体の電源を長時間切ると、繋がらないことが多い。
以下、pingが通っている場合。(通らない場合は、下に説明)

[pingが通った場合]
terminal内で、timepix.sh
Load DAC settings が 「OK」
Init Status が 「YES」
になっていることを確認。

X線を検出しているか確認するために
Exposure time を100sとして動かして、宇宙線が検出されることを確認。

もし、宇宙線が観測できなかったら、
timepix_get_THLで、検出するX線エネルギーの下限値の確認。 この値と下限値との関係は、大小反対なので、 値を300ぐらいから、420ぐらいまで大きくしていく、途中でノイズを拾うようになるはず。
ノイズが入らない程度に、timepix_set_THLで値を設定する。
これでも、宇宙線が観測できなければ、画像ファイルが正しく保存されているか ファイル保存先を確認。

[pingが通らない場合]
検出器本体とTimepix用のPCを直接つなぐ。
このために、ハッチ内上流にPCがある。
これに繋がるネットワークケーブルを検出器本体に直接つなぐ。
確か、黄色のネットワークケーブルかと。
PC立ち上げ、Timepix用の仮想PCから、pingを打つ。
大丈夫なら、上述の手順を一通り行う。

以上 正常動作したら、ハッチ内のPCの電源OFF、ネットワークケーブルを切り離し
元のネットワークに繋ぐ
Timepix用のPCの再起動から、通常通りやる。
きっと、pingも通るハズ。