0. 今日やること
まず動かしてみよう。変える量は一つだけ。画面で起きたことを、3人で議論しよう。
各コーナーで条件を満たすと XP と称号が増える。正解を当てるより、触って理由を言えることがクリア条件。
0-2. 三人の役
スライダーを動かす。いっぺんに全部変えない。
「速くなった」「曲がった」「半径が変わった」など、見えたことを言う。
なぜそうなったかを、短い言葉でまとめる。
予想 → 操作 → 観察 → ひとこと説明。1コーナーごとに役を交代してもよい。
1. 電場で陽子を押す
陽子はプラスの電気を持つ。電場をかけると、陽子は押される。まずは「押す向き」と「押す強さ」を見る。
電場 E を 0 → 正 → 負 に変える。初速度はなるべく固定する。
式は何度も見るとお友達になれる。
今はE が大きいほど F も大きい、「比例だ!」だけ分かればよい。
qは陽子の電気量。今は気にしない。
自分たちのメモ
2. 磁場で陽子を曲げる
次は磁場。磁場は陽子を前へ押すというより、横から曲げる。ここが電場と違う。
まず初速度だけを変える。次に磁場 B だけを変える。最後に B を負にする。
| 操作 | 3人の言葉で言うと |
|---|---|
| 初速度を上げる | 勢いがあるので曲がりにくい。円が大きい。 |
| 磁場を強くする | 横から強く曲げられる。円が小さい。 |
| 磁場を反転する | 曲げる向きが逆になる。 |
式はお友達:
v が大きいと勢いがあるので曲がりにくいから r は大きい。
B が大きいと曲げる力が大きいので r は小さい。
重いと曲がりにくい。
電気量が大きいと曲がりやすい。
自分たちのメモ
3. いったん整理:電場と磁場は仕事が違う
| 場 | 普段の言葉 | 画面で見る場所 |
|---|---|---|
| 電場 | 陽子を押して速くする | 速度が増える、軌道が伸びる |
| 磁場 | 陽子の進む向きを変える | 円になる、半径が変わる |
30秒説明メモ
4. サイクロトロン:何度も同じ場所で加速する(ここは大幅に修正が必要)
サイクロトロンでは、磁場で陽子を戻して、D電極の隙間を通るたびに電場で加速する。ポイントは「一回で大加速」ではなく「何回も少しずつ加速」。
RFずれを 0 にして動かす。その後、RFずれを大きくして、軌道がどう変わるか見る。
曲げる場所:D電極の中
成功の条件:戻ってきた時に、電場が加速向きになっていること
周期を少しだけ式で見る
一周にかかる時間は「一周の距離 ÷ 速さ」。ここまでは中学数学でよい。
速くなると円も大きくなる。だから、速さだけ見れば短くなりそうな一周時間が、実はあまり変わらない。
自分たちのメモ
5. サイクロトロン:周波数を変える
位相ずれは「今この瞬間のタイミング」。周波数ずれは「最初は合っていても、回るたびにタイミングが流れていく」こと。サイクロトロンでは、陽子が戻ってくる周期とRF電場の周期を合わせる必要がある。
RF周波数比を 1.00 にして外へ広がる様子を見る。その後、0.90 や 1.10 にして、加速が続くか確認する。
周波数ずれ:何回も通過するうちにタイミングがずれていくか
自分たちのメモ
6. 最後の勝負:出口まで陽子を届ける
最後は3人で相談して、陽子をできるだけ外側まで加速する。成功しても失敗しても、理由を説明できればよい。
| つまみ | 3人の言葉 | やりすぎると |
|---|---|---|
| 磁場 B | 曲げる強さ | 強すぎると内側で回り続ける。弱すぎると外へ逃げる。 |
| 加速電圧 | 一回の押しの強さ | 強すぎると軌道が急に広がる。 |
| RFずれ | 押すタイミングのズレ | ずれると加速しない、または減速する。 |
発表用メモ
最後に言えればよい文:
サイクロトロンは、磁場で陽子を何度も同じ場所に戻し、そのたびに電場で少しずつ加速する装置である。
7. 称号ギャラリー
3人の会話で「なぜそうなるか」を説明できたら、称号を開放したことにする。画面演出はきっかけで、説明できることが本当のクリア。
電場を変えて、加速方向を説明する。
磁場と速度で半径が変わることを説明する。
サイクロトロンで外側へ広げる条件を説明する。