Photon Factory BL-19A/B

目次

BL-19A: 走査型透過X線顕微鏡 (STXM) BL-19B: フリーポート (軟X線吸収分光ほか) ステーション担当者 ビームタイム&留保(空き)情報 お問い合わせ 参考情報 その他

Photon Factory BL-19A/B(軟X線顕微分光・吸収分光ビームライン)

フォトンファクトリーのBL-19はAPPLE-II型アンジュレータを光源とし、走査型透過X線顕微鏡 (STXM) 常設のAブランチと、フリーポートのBブランチから構成されています。

Bブランチでは施設保有の軟X線XAS測定装置が利用可能であるほか、ユーザーが装置を持ち込んで実験できます。Bブランチのスペースは限られているため、課題申請前に必ず下記ステーション担当者へご相談ください。

BL-19は2019年I期から共同利用を開始しました。BT配分の希望調査や配分結果、装置の整備状況等については、随時このWebページおよび課題責任者へのメール連絡等でお知らせします。

最終更新 2025/12/10

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BL-19A: 走査型透過X線顕微鏡 (STXM)

BL-19B: フリーポート(軟X線吸収分光ほか)

ステーション担当者

BL-19共通部 / 19A (STXM) / 19B (フリーポート)
担当者: 山下翔平 (PHS: 4828) shohei.yamashita[@]kek.jp
放射光実験施設:測定装置部門

ビームタイム&留保(空き)情報

ビームタイムカレンダー(2025/12/10更新)

留保(空き)情報(2025/12/10更新)

留保BTは施設利用(有償利用)を優先とし、BT開始日の30日前にユーザーに開放します。
ご希望の方はお早めに担当者までご相談ください。


お問い合わせ

ビームラインの利用に関する相談(実験内容や日程に関する相談や質問、要望、施設利用や共同研究など)、実験手法や解析方法など、ご不明点はこちらからお問い合わせください。

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お問い合わせフォームを開く

参考情報

共同利用者支援システム

ビームタイム利用記録

X-ray Interactions with Matter

X-ray Data Booklet

Periodic Table of X-ray Properties

測定装置部門 BL-19A/B:軟X線顕微・分光実験ステーション

物構研チャンネル PF BL-19建設記録

「はやぶさ2」微粒子分析

そのほか関係情報はBL-19専用メーリングリストからお知らせしています。

アドレス変更や追加登録をご希望の方、メール連絡が不要の方はBL担当者にお知らせください。

 

その他

PF研究会「放射光顕微分光が切り拓く材料研究のフロンティア」(終了しました。)

PF研究会「放射光2ビーム利用と広波長域実験が切り拓く学術フロンティア」(終了しました。)

PF研究会「放射光科学でのDX」(終了しました。)

日本放射光学会 若手研究会「材料研究 × イメージング:基礎から融合研究へのステップアップ」(終了しました。)

日本XAFS研究会「XAFS夏の学校2025」(終了しました。)

日本XAFS研究会「第28回XAFS討論会」(終了しました。)


【新光源での新ビームライン案】(暫定版につき適宜更新予定)

・同一ビームラインで2ビームが同時(あるいは連続)利用可能
→例:C-K edgeと他元素を同時に測定可能。

・マルチビームの利用が可能
→放射光に加えて、中性子やミュオンによる同時(あるいは連続)測定が可能。

・マルチモーダルな分析が可能
→X線回折、赤外分光、CT、Q-massによるガス分析などを並行して実施可能。

in-situおよびoperando分析に対応
→温度可変、ガスフロー、溶液流通下での測定が可能。

・ビームライン内でFIB(前室)-SEM(EDX含む)-STXM(測定室)が利用が可能
→施設間での試料搬送を必要とせず、より効率的に実験を進められる。
→FIBとSTXMの併用することで、表面からバルクに至るまでの情報を顕微分光で評価可能。


PFでは、将来光源(後継施設)の候補となるPF-HLSの実現に向けて計画が進行中です。
まずは、開発研究多機能ビームライン(新BL-11)を早期に建設し、Hybridリングで展開される「放射光2ビーム利用」技術の実証を進め、さらなるサイエンスの成果の創出を目指しています。
現在、BL-19では多くのユーザーの皆様にご利用いただいており、その利用実績を基に、「X線マルチプローブが拓く地球・惑星・宇宙」を主題とした「2ビーム・マルチビームを用いた研究」を進めたいと考えています。
これに並行して、BL-19のユーザーの皆様から、さらなるサイエンスケースや利用研究の提案を広く募集しています。
このようなビームラインがあったら、「こういった研究が可能そう(あるいは面白そう)」といった自由なご意見をぜひお寄せください。


References

[1] S. Sasaki et al., Nucl. Instrum. Meth. Phys. Res. A 331, 763 (1993).
[2] K. Amemiya and T. Ohta, J. Synchrotron Rad. 11, 171 (2004).
[3] Y. Takeichi et al., Rev. Sci. Instrum. 87, 013704 (2016).
[4] S. Yamashita et al., AIP Conf. Proc. 2990, 040009 (2023).