天体核物理学の研究


超新星爆発に伴う多重中性子捕獲反応による重元素合成機構(早い過程あるい はR過程という)の系統的研究。また、高温天体における水素の爆発的燃焼過程 (rp過程)や初期宇宙における重元素合成過程の研究も行う。


平成15年より A = 8近傍での元素生成(r-過程、非一様ビッグバン)
8Liが関与する全反応経路の反応率直接測定
平成17年より r-過程の環境温度
A=130ピーク:132Sn, 131Inなどの中性子捕獲断面積測定
平成20年より r-過程存在比ピーク生成のための環境温度-中性子数密度条件
A=195ピーク:未知核202Os, 201Re, 200Wなどの探索と崩壊様式測定

日本国内の宇宙核物理研究の現状(一般向け)は 「宇宙核物理連絡評議会」のページ を御覧下さい。