[1] 報告者 諏訪田

[2] 日時  2001 2/8(Thr) 3:00 - 5:00

[3] 問題と経過
Physics Run中、シフト(末次氏)からサポートの要請があり出勤した。問題点及び
対策をまとめておく。
物理ラン中、HERTuneChanger,ISizeFBパネルが消えた。その後、TaskLauncherで再立
ち上げしようとしたが、KBLTaskLauncherからは、まったく立ち上がらなくなった。
この時、その他のアプリケーションも立ち上がらなくなった。一番右以外のMacで全
て試してみたが、ダメだった。幸い他の運転用アプリケーションは、死なずに動作し
ていて、HERTuneChanger/ISizeFBパネルのみが消えたのみだった。何故か一番右の
Mac端末は、KBLが落ちずにうまく動作していた。しかしながら、このMacをいじるの
は、もし問題が発生すると全く運転ができなくなるので、その他のMac端末で何とか
復帰しようとした。

[4] 処置
出勤直後、上記現象を確認後とにかく、KBLの立ち上げに専念しようとした。この時
のKBLの立ち上がり方は、以下のようで非常に不安定であった。
(1)MacのeXodusで通常どおりにKBLを立ち上げようとした。最初の内(1、2回)は
立ち上がったが、メニューをクリックしてもアプリケーションが全く何のメッセージ
もなく反応しない。
(2)その内、何度もKBLの再立ち上げをやっていると、KBL内のメニュー表示の時間が
非常に遅くなった(5分ぐらいかかる)。ただし、パネルの枠だけは出ていた。この
時、メニュー表示が出た後、アプリケーションをクリックすることができなくなった
(クリックそのものができない)。
(3)中村氏に連絡をとり、指導をあおいだところ、やはり、KBL自身のプログラムの問
題ではないかということになった。
(4)そこで、自分のアカウントでACSAD2に入り、アプリケーションを直接起動したと
ころ問題なく立ち上がったので、とにかくこの状態で運転を続けることにした。

[5]原因
この問題は、ACSAD4が死んでいたことに起因していたようだ。KBL自身は、最も効率
良くなるように計算機負荷をモニタしているようで、ACSAD4の応答がないので、適切
な処置をせずに黙ってしまったようである。

[6] 対策
KBLをACSAD が死んでいてもその計算機を回避して反応するように改修する。ACSADの
運転モニタを作る(IOCと同じように)。
この件は、生出氏に依頼した。