平成14年秋以来、テープライブラリーシステムに使用されているSONY製デジタル ヘリカルスキャンテープドライブに不具合が続いていた。原因が特定されてい る問題としては、最後に固定ヘッドクリーニング不良の問題が残されたが、運用 方法により回避可能であることがわかり対処を今月行った。
これとは別に、本年2月と3月に計3本のテープが物理的な傷により読み出し不 能となった。残念ながらメーカ側でもデータの回復が不能で約200MB弱のデータ が失われた。尚、データ回復不能なテープのトラブルは今回が初めてである。 テープ媒体の使用時間、アクセス回数も増えているので、何時の時点で傷がつい たかの原因究明は難しいがログ等を基に努力を行っている。