共通計算機システムで実験データを解析するグループとして PS E391a が最大のグループである。2004年2月末の実験終了まで実験 データを、東カウンターホールから HPSS にオンラインで転送した。 2004年度末時点で 40GB 磁気テープ約1200本、55TByte のデータが蓄 えられている。計算科学センターでは、E391a グループのデータ転 送、蓄積、解析にための環境整備のサポートを最優先課題として行 なった。
放射線科学センターグループの放射線遮蔽計算の計算、および計 算科学センター他の共同プロジェクトの Grace によるシミュレー ション計算で CPU 能力の約70〜80% を使用している。CPU要求の緊急 度により、バッチキューのパラメータ変更等のサポートを行なった。