JavaScript で参照先のURLを偽装する例

つぶやき
• 一昔前は、安全なネットサーフィンのために、リンクをクリックする前にブラウザの下部に表示されるリンク先を、必ず確認しなさいと、よく言われました。
  
• しかし、確認した表示がニセ情報であることがあることを示した例を作って、ここに掲載しました。
  
• 今や、ボタンをクリックする時代に移り変わり、クリック後の処理が閲覧者に全く見えなくなりました。騙すのにリンク先の偽装をする必要がなくなりました。
  
• もはや、ここに示す例などで、注意を促すのも無意味になりつつあります。

表示URLとは別のサイトに行く例

• sample6-9.html setAttribute, DOM
  Firefox3/4, Opera11、Safari5、Chrome(11?)、IE8, Lunascape6は開く。
  
  
  
• sample6-1x.html setAttribute, inline.
  Firefox3/4, IE11, Opera11、Safari5、Chrome(11?)、Lunascape6は開く。
  場合によってはIE8が警告と許可を求めることがある。Firefox4はURL明示のときがある。
  

リンク先URLの隠蔽の例

• 051213-mod.html window.open, リンク先表示なし、某放送局で使用
  Firefox3/4, IE8, Opera11, Safari5、Chrome, Lunascape6表示
  IE11ではセキュリティレベル「高」では開けない。
  
  
  
• location_replace.html location.replace, リンク先表示なし。履歴を残さず、他ページに移動.
  Firefox38、Safari5、Chrome35, Opera22で開く。
  Chrome43、Opera30 では履歴を残す。
  IE11では履歴を残す。セキュリティレベル「高」では開けない。
  
  
  
• code9-075.html window.open, 自動で開く。
  Firefox3/4, IE8, Chrome43, Opera11で許可必要。Lunascape6は開く。
  Safari5ではポップアップを開くよう設定すれば開ける。
  IE11ではセキュリティレベルの設定により、「開けない」「許可必要」「自動で開く」。
  

ボタン など

• form による選択の実行、inputタグの button(ボタン) や radio(ラジオボタン) を押して何が実行されるのかは分らない。画面の情報から結果を期待しているに過ぎない。
  

• 例１と例２は、同じ画面が表示されます。しかし、例２でボタンを押すと期待したことと違うことがおこります。