形態率の計算

形態率は東京理科大学の武井正昭氏が提唱する建物の圧迫感を表す指標で 魚眼レンズで捕らえた全天空間のどれだけの面積を建物が占めるかをパーセントで示すことになっている。 8%が受容限度とされ、最近多くのマンション訴訟でこの値が用いられている。
これを計算するのに、武井氏が用いているのは水平方向、奥行き方向に目盛りを取ったグラフ用紙で、 これに建物の形状を書き込み図上でその面積を求めるやり方である。CAD上でも天空図を作ることはできるが なかなか面倒な作業になるので一般の人が扱うのは難しい。形態率の計算をコンピュータ化してエクセルシート にしたものが出来たので公表しておく。
計算の内容はあまり複雑なものではなく、建物の3次元モデルを作り、座標変換すればその形は容易に図上に現れる。 しかし、この面積計算は多少複雑になる。建物外壁面が目に見えるのであるが、それらは互いに重なり合い、 陰線処理をうまくやらないとシルエットの面積にはならない。 やってみると陰線処理のアルゴリズムをVBAで記述することが出来た。
エクセルにはVBAプログラミング機能がついているので、このプログラムはVBAで書き エクセルに仕込んだ。使用者は簡単にエクセル操作でこのプログラムを使うことができる。
なお、この形態率計算ソフトはマンション建設に反対する運動の中で要請を受けて作られたもので マンション建設自体は結果的に阻止され、住民側の完全勝利となった。この住民運動の経過については 嬉野三太郎「高層マンションにSTOP!」 に詳しく描かれている。

ダウンロードはここを押す(現在のバージョン6.5)  

古いバージョン(5.0)  
(これは陰線処理ができず。簡易マッピングで求めたため精度が悪い)

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