機関別論文引用件数(2000年)


Last Update: 05/08/2002

論文の引用数がどれほど評価として信頼できるかは、以前から功罪とりまぜて様々に言われています。ここでは比較的害の少ない機関別の引用数を挙げます。2000年中に書かれた素粒子理論(現象論を除く)の論文が、現在までにどれくらい引用されたのかを SLAC Spires で調べたものです。

 データの解釈については十分注意して下さい。各機関には複数の素粒子物理のグループがあり得ますが、この表はその全てを網羅しているわけではありません。また、たまたまその年に有名な論文が出て、引用数が飛躍的に上がった機関もあるでしょう。単にグループ全体として、素粒子のどの分野が主に研究されているかを示しているに過ぎない場合もあります。理論のみに限っているので、現象論や実験が活発なグループは低くなっています。

find af (Spires 機関名)and d 2000 and ps T not ps E

のコマンドを実行。Format として "Citation Summary" を選択。

機関名 SLAC 機関名
総引用件数
総論文数 平均引用件数
CalTech Cal Tech
1061
72
14.7
Stanford Stanford U., Phys. Dept.
1048
40
26.2
Harvard Harvard U.
1494
74
20.2
MIT MIT
353
37
9.5
Princeton (Dept) Princeton U.
1548
81
19.1
Princeton (IAS) Princeton, Inst. Advanced Study
1347
56
24.1
UCB UC, Berkeley
510
26
19.6
Cornell Cornell U., Phys. Dept.
10
1
10.0
Chicago Chicago U.
712
23
31.0
Illinois Illinois U., Urbana
212
35
6.1
Columbia Columbia U.
267
42
6.4
UCSB (Dept) UC, Santa Barbara
600
38
15.8
UCSB (ITP) Santa Barbara, ITP
1037
39
26.6
Yale Yale U.
205
25
8.2
Michigan Michigan U.
319
37
8.6
UCLA UCLA
101
21
4.8
Maryland Maryland U.
186
46
4.0
Texas Texas U.
182
35
5.2
Washington Washington U., Seattle
112
17
6.6
UCSD UC, San Diego
40
8
5.0
Pennsylvania Penn U.
500
45
11.1
Wisconsin Wisconsin U., Madison
34
15
2.3

 


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