Note on computer and network - Update 3 Feb 2005

Note on computer and network

Linux

Package Management of RedHat Linux

RPM

RedHat Linuxx におけるパッケージ管理は、RPM (RedHat Package Manager) によって行う。 拡張子 .rpm のつくファイルが対応するパッケージである。

> rpm [options] [files]

のように実行する。 Option には次のようなものがある。

インストールオプション:
以下の option は、 -i-U と組み合わせて使用。 パッケージ指定オプション:
以下の option は、 -q-V と組み合わせて使用する。 クエリーオプション:
以下の option は、 -q と組み合わせて使用。

パッケージの導入

まず、RPM ファイルの置いてあるディレクトリに移動し、 root 権限で以下のようにコマンドを入力する。

> rpm -ivh egcs-g77-1.1.2-24.i386.rpm
egcs-g77 ##################################################

(ここでは Fortran compiler g77 をインストールした)
これで、ファイルの展開、インストールが自動的に行われる。 すでにインストールされているパッケージを古いヴァージョンから アップデートする場合は、-U オプションを付けて、

> rpm -Uvh egcs-g77-1.1.2-24.i386.rpm

のようにする。
インストールのかわりに使用することもできる。


パッケージの情報

現在インストールされているパッケージは、 -q オプションで 表示させることができる。

> rpm -q egcs-g77
egcs-g77-1.1.2-24

同様に、

> rpm -qa

とすると、すべてのインストールされているパッケージが表示される。

また、例えば RPM ファイルに対して

> rpm -qilp egcs-g77-1.1.2-24.i386.rpm

のようにすれば、このパッケージについての必要な情報が得られるので、 この出力を text file におとしておくと便利である。

/usr/bin/ にある binary ファイルに対してなら、

> rpm -qilf /usr/bin/g77

のようにすればよい。


パッケージの削除

パッケージの削除は、例えば上でインストールした Fortran compiler の場合、

> rpm -e egcs-g77

あるいは

> rpm -e egcs-g77-1.1.2-24

のように行う。


References


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