Hironori Nakao
English
中尾 裕則 (なかお ひろのり)
・ 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
・ 博士(理学) [東京大学, 1999年3月]
・ 昭和46年 11月 生
略歴
・ 平成11年(1999) 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程 修了
・ 平成11年(1999) 4月~
高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所
放射光施設 助手
・ 平成14年(2002) 1月~ 東北大学
大学院理学研究科
物理学専攻
物質構造物理 研究室 助手/助教
・ 平成21年(2009) 2月~ 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
放射光科学第二研究系 准教授
・ 令和 2年(2020) 4月~ 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 放射光科学第一研究系
准教授 現在に至る。
連絡先
高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所
放射光科学研究施設
放射光科学第一研究系,
固体物理学部門,
中尾グループ
住所 〒 305-0801 つくば市大穂1ー1 4号館226号室
(アクセスマップ)
TEL:029-879-6025 FAX:029-864-3202
E-mail: hironori.nakao@kek.jp
研究内容
低温・高圧・磁場・電場といった多極限環境下での軌道・電荷の秩序状態および、
揺らぎの、共鳴X線散乱を利用した研究。
特に、軟X線領域での共鳴X線散乱を利用した構造物性研究に注力し、
最近は、X線のコヒーレンスを利用した研究もできるようになり、
低温・外場下での磁気イメージングに世界に先駆けて成功している。
・
人工超格子[(LaMnO3)m(SrMnO3)
m]nの軌道混成状態の研究
・
磁気スキルミオンの放射光による観測
・
Sr3YCo4O10.5のCo3+のスピン状態・軌道秩序状態の研究
・
CeB6の反強四極子秩序状態の研究
・ Y1-xCaxTiO3の結晶構造と軌道秩序の研究
・ YTiO3の
軌道秩序状態の研究
・ 電荷・スピン・格子系相転移
NaV2O5
博士: X線散乱によるNaV2O5
の電荷・格子系相転移の研究
spin-Peierls物質CuGeO3のMg置換効果
修士: フラーレンC76結晶の構造と相転移
学部: K1-x(NH4)xIのグラス相転移
論文リスト
研究手段の解説
・回折・散乱
・実空間と逆空間
・結晶からの散乱
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所属学会
日本物理学会・
日本放射光学会・
日本結晶学会・
日本中性子科学会
学際領域活動
・ 日本放射光学会・評議員(2013-2015,2018-2020,2021-)
・ 日本放射光学会・編集委員(2000-2002,2004-2006)
・ 日本結晶学会・編集委員(2002-2004)
・ PFニュース編集委員(2008-2009)
学術関係受賞
・ Editors' Suggestion (Phys. Rev. B: Y. Ishii et al.) (2020)
・ Editors' Suggestion (Phys. Rev. B: T. Yamauchi et al.) (2018)
・ Editors' Suggestion (Phys. Rev. B: Y. Yamasaki et al.) (2015)
・ Editors' Choice (J. Phys. Soc. Jpn.: H. Nakao et al.) (2011)
・ 日本放射光学会 奨励賞(2002)
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