Theory Seminar

KEK 素粒子原子核研究所・理論セミナー

TITLE:
エラー耐性のあるユニタリ変換と幾何学的位相
(Japanese)
SPEAKER:
市川翼(Tsubasa Ichikawa)
(Research Center for Quantum Computing, Kinki Univ.)
DATE:
February 29 (Wed.) 16:00-17:00
PLACE:
Kenkyu Honkan 3F RM 322

(ABSTRACT)

量子系を制御するにあたっては、エラーやノイズに耐性がある操作が望ましい。そのような技術のひとつとして、主に核磁気共鳴の技術として発展してきた複合パルス法というものがある。これは、目的の操作を実装するにあたって、ある程度の冗長性をもたせて設計し、操作過程でのエラーが相殺するようにしておくのである。このようにして作成した操作を複合パルスという。本講演では、あるタイプのエラーに関して耐性を持たせた複合パルスは、全て幾何学的位相を用いたユニタリ変換となっていることを示す。