第1回TRIAC ワークショップ

last update: 2004年9月1日

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ご挨拶

 原研東海研とKEK素核研が共同で進めてきました短 寿命核加速実験装置(TRIAC:Tokai Radioactive Ion Accelerator Complex) は、平成15年度に移設が終了しました。今年度は、ウラン標的による短寿命 核の引き出し、およびTRIACの調整運転を行い、来年度からは、核子当たり1 MeVまでの短寿命核ビーム(RNB)を使った実験を開始する予定で作業を進めて います。また、核子当たり4〜8MeVまで のRNB 加速と大強度安定核ビーム加速の早期実現を目指して、TRIACの既設超伝導ブー スターへの接続についての検討が進んでいます。
 本ワークショップで は、加速されたRNBおよび大強度安定核ビームによる実験を広く提案してもら い、今後のTRIACで展開する研究の方向性を
議論 したいと考えております。関連した話題をお持ちの方、特に若手研究者の積極 的な参加を期待します。なお、参加者には旅費の補助を予定しております。

 世話人: 宮武、鄭(以上KEK)、竹内、光岡(以上JAERI)


日時

 日時:平成16年9月21日(火)〜23日(水)

 場所:原研東海研 先端基礎交流棟

プログラム

 来年から共用が始まる核子当たり1MeVまでの低エ ネルギーRNB実験とともに、高エネルギーRNBおよび大強度安定核ビームによる 研究課題についてもあわせて議論します。

最終プログラムはこちら  / pdf形式はこ ちら (New!)

(1)実験設備関係
    加速装置や測定装置の概要、TRIAC施設見学、将来計画など
    
 (2)低エネルギーRNB実験関係
    天体核実験、偏極核分光実験、崩壊核分光実験、レーザー核分光実験、
    クーロン励起実験、メスバウア実験、拡散実験、摂動角相関測定など
    
 (3)高エネルギーRNB・大強度安定核ビーム実験関係
    中性子スキン核の核反応機構、 弾性・非弾性(核子移行・深部非弾性)散乱による核分光、
    インビームガンマ線分光、多重クーロン励起実験、超重元素の核物理・核化学など


 
*TRIAC施設の各種データにアクセス出来ます。

(a)

利用可能なRNBの種類及び予想されるビーム強度

 

(b)

ビームエネルギーとエミッタンスなどのデータ

 

(c)

加速器・イオン源の仕様(pdf)

 

(d)

タイムスケジュール(pdf)


参加登録

 講演の申し込みは8月末をもちまして終了しました。 参加の申し込みは、直前までを受け付けます。
 参加をご希望される方は、2004年9月10日(金)までに登録をお願いします。
 なお、参加の申し込みは、ワークショップ直前まで受け付けています。
 
 Registration formに必要事項をご記入の上、電子メールまたは郵便にて、ご返信ください。
 なお、参加費等は必要ありませんが、懇親会(2000円程度)を予定しています。
 
 参加申込締切り:9月10日(金)
 申込先:〒319-1195 茨城県東海村白方白根2-4
     日本原子力研究所 重元素核物理研究グループ
     光岡 真一
     Tel: 029-282-5454 FAX: 029-282-5922


会議録

 会議録は出版いたしませんが、講演予定の方には要旨(A4一枚程度)を書いて頂き、本ホームページで紹介するとともに、各参加者には当日配布する予定です。


旅費

 参加者には旅費を補助する予定です。ご希望の方は、申し込み用紙に明記して下さい。


会場までのアクセス

 アクセス方法はこちら  /   原研周辺の地図はこちら (New!)


リンク

  TRIACのホームページ  /  原のホームページ  /  KEKのホームページ