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クライアント・セキュリティ

計算科学センターは、機構内のWindows PCおよびMacintosh PC利用者のために、 ウイルス対策ソフトウェアおよびパーソナル・ファイアウォールの利用ライセン スをセンターで一括購入し、利用者からの申請に基づき、利用者側の負担無しで 利用者に配布している。 2004年度におけるライセンスの配布累積数は図の通 りで、当年度末の総数は1224である。前年度末に比べ315ライセンスの増加であっ たが、この中223ライセンス(70%)がWndows用ウイルス対策ソフトウェアで、月に 約20ライセンスがWindows利用者に配布されたことになる。

当年度において、機構内ネットワークに接続されていたライセンス運用サーバを DMZに移動し、機構外からも定義ファイル等の更新が行なえるようにした。 パーソナル・ファイアウォールはこれまで個々のパッケージを利用者に配布して いたが、ウイルス対策ソフトウェアと同様のライセンス運用サーバによる一 括管理に移行した(Windowsのみ)。これにより1年経過後に利用者が行な うライセンス延長手続きが不要となった。また購入後未使用のライセンス数 が多いソフトウェアについて、残ライセンスを購読期限の延長に振り向けること により、その有効利用を図った。

計算科学センターはまた、機構内のRed Hat Linux利用者のために、セキュリ ティ修正パッチの利用ライセンスをセンターで一括購入し、利用者からの申請に 基づき、利用者側の負担無しで利用者に配布している。当年度新たに 15 ホス トの利用申請があり、当年度末で累計 46 のホストがこのパッチを利用できる状 態にある。



成果の公表 : [[*], [*], [*], [*]]



Computing Research Center, 2005